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- 宮下 治
- 関東学院大学人間環境学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Patternizing of Experience-based Nature Study Programs in the Science Curriculum and the Necessity of Study Support
- リカ シゼン タイケン ガクシュウ ノ ルイケイカ ト ガクシュウ シエン ノ ヒツヨウセイ
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抄録
<p>学校教育における理科自然体験学習の中の地学野外学習を実施しない教員の大きな理由には,学習指導時間の問題と教員の専門性の問題とがある。本論文においては先ず,これらの関連性に基づき,地学野外学習を類型化し,それぞれの類型に基づく学習指導のねらいと評価の方向性を明らかにし,学習モデルを提示した。学校教育における地学野外学習の実施形態は,学校が実施可能な「地学野外学習の時間」と,「教員の専門性」の2つの要素によって大きく4つの類型(A型〜D型)に分けることが可能である。教員の専門性が低く,野外学習を実施しない場合をNL型,教員の専門性が高いにもかかわらず,野外学習を実施しない場合をNH型と呼ぶ。筆者はNL型からA型へ,A・B型からC・D型へ高める間に学習支援者の協力を組み入れることにより,多くの学校で地学野外学習が実施できると考える。さらに,本論文では。地学野外学習を例に理科自然体験学習の学習支援の現状と課題についても論述した。</p>
収録刊行物
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- 理科教育学研究
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理科教育学研究 49 (1), 97-103, 2008-07-25
一般社団法人 日本理科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390292572059793536
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- NII論文ID
- 110007592936
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- NII書誌ID
- AA11406090
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- ISSN
- 2187509X
- 13452614
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- NDL書誌ID
- 9619423
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可