-
- 松林 嘉克
- 名古屋大学大学院生命農学研究科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Arabinosylated glycopeptide hormones in plants : new insights into CLAVATA3 structure(Science Saloon)
- 広がるグリコペプチドホルモンの世界--CLAVATA3はアラビノシル化ペプチドである
- ヒロガル グリコペプチドホルモン ノ セカイ CLAVATA3 ワ アラビノシルカ ペプチド デ アル
この論文をさがす
抄録
ペプチドホルモンにおける翻訳後修飾は,多くの場合それらの受容体結合活性や生理機能に大きな影響を与える.最近,茎頂メリステムにおける幹細胞群の運命決定を担う分泌型ペプチドとして注目を集めていたCLAVATA3(CLV3)の成熟型構造が,プロリン残基が水酸化され,さらに3残基のアラビノースが付加したグリコペプチドであることが明らかになった.アラビノシル化は植物特有の翻訳後修飾であるが,やはり受容体結合などCLV3の機能に重要な役割を担っているようである.本稿では,CLV3の例を含め,広がりつつあるグリコペプチドホルモンの世界について概説する.
収録刊行物
-
- 植物の生長調節
-
植物の生長調節 45 (1), 73-76, 2010
一般社団法人 植物化学調節学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680062444928
-
- NII論文ID
- 110007641956
-
- NII書誌ID
- AA11550064
-
- ISSN
- 21896305
- 13465406
-
- NDL書誌ID
- 10737482
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可