畦畔造成時のシバ(Zoysia japonica Steud.)被度の拡大に影響する発生草種の解明

書誌事項

タイトル別名
  • Vegetation Analysis of Zoysia japonica Steud. Establishment on a New, Rural Levee
  • ケイハン ゾウセイジ ノ シバ Zoysia japonica Steud ヒド ノ カクダイ ニ エイキョウ スル ハッセイソウシュ ノ カイメイ

この論文をさがす

抄録

畦畔造成時のシバ被度の拡大に影響する草種を明らかにする為,シバ植栽区およびシバ無植栽区において植被率,シバ被度,植生高および発生草種の推移を2005年5月にシバ「朝駆」を植栽し年3回刈取りで2年間調べた。シバ植栽区の植被率は2006年5月と2007年5月にシバ無植栽区より高くなり,同区の植生高は2006年10月からシバ無植栽区より低くなった。両区で発生草種の推移は2005年ではメヒシバがほぼ過半を占めたが,2006年ではシバ植栽区でメヒシバは減少した。2005年のシバ植栽区のメヒシバの乗算優占度と2006年10月以降のシバ被度の間に負の相関が認められた。以上より植栽年のメヒシバ防除で効果的なシバ被度の拡大が示唆された。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (17)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ