書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Laparoscopic Repair for Larrey-hernia Causing Duodenal Obstruction
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抄録
症例は76歳の女性で,変形性膝関節症治療のため他院入院中であった.嘔吐を繰り返し,食事摂取不能となったため上部消化管造影検査を施行したところ,十二指腸下行脚での造影剤途絶像を認めた.十二指腸閉塞の診断で精査加療目的に当科転院となった.画像所見より胃前庭部・十二指腸球部・横行結腸・大網を内容とするLarrey孔ヘルニアと診断した.腹腔鏡下に観察すると,肝円索左側に5×8 cm大のヘルニア門を認め,大網および横行結腸が右胸腔内へと脱出していた.胃前庭部および十二指腸は腹腔内へと自然還納されていた.ヘルニア内容を還納し,ヘルニア門を直接縫合閉鎖した.さらに,補強としてComposix Mesh®を追加固定した.術後は順調に経過しヘルニアの再発は認めていない.本症例は変形性膝関節症により臥床生活を余儀なくされており,肝硬変を有するリスクの高い患者であったが,腹腔鏡を用いた低侵襲手術で良好な結果をえることができた.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 43 (11), 1183-1188, 2010
一般社団法人 日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679894887040
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- NII論文ID
- 110007880756
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可