リードカナリーグラス(Phalaris arundinacea L.)サイレージの細胞壁構成成分に及ぼす酵素製剤の影響

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タイトル別名
  • Effects of the Addition of Cellulase and Lactic Acid Bacteria on Concentrations of Cell Wall Constituents of Reed Canarygrass (Phalaris arundinacea L.) Silages
  • リードカナリーグラス Phalaris arundinacea L サイレージ ノ サイボウヘキ コウセイ セイブン ニ オヨボス コウソ セイザイ ノ エイキョウ

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抄録

セルラーゼ(AC)および酵素入り乳酸菌製剤(SL)の添加が,リードカナリーグラスサイレージの細胞壁成分に及ぼす影響を比較検討した。なお,予乾処理についても検討した。リードカナリーグラスサイレージの中性デタージェント繊維および酸性デタージェント繊維の含有率は,AC0.05%添加によって有意に低くなったが,SL添加では有意差がなかった。これらの結果は,AC添加によりリードカナリーグラスサイレージの細胞壁成分量が減少し,発酵品質の改善に効果をもたらしたことを示唆するものであった。また,予乾処理の効果は,リードカナリーグラスの細胞壁成分含量に認められなかった。

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参考文献 (29)*注記

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