徳島大学「地域社会人を活用した教養教育」の視点からの開発途上国をモデルとした環境教育プログラム開発の可能性

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タイトル別名
  • Prospects of the development of a developing-country model of an environmental education program : Perspectives of Tokushima University's 'Cultural Studies with Members from the Local Community'
  • トクシマ ダイガク チイキ シャカイジン オ カツヨウ シタ キョウヨウ キョウイク ノ シテン カラ ノ カイハツトジョウコク オ モデル トシタ カンキョウ キョウイク プログラム カイハツ ノ カノウセイ

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抄録

持続可能な社会への発展をめざした環境教育プログラムの開発と効果的な教育に関する研究の必要性が高まってきている。世代を超えた議論を通じて、この問題に関する方向性が見える部分があると考えられるが、地域をまたいでお互いに話し合うことも重要な手がかりとなり得る。今回、開発途上国の一つであるパプアニューギニアにおいて、現地の大学(ゴロカ大学)と協力して、大学周辺の初等中等教育機関や集落のなかにおいて、どの様な環境教育教材があるのかを調査した。また、同大学の大学院生と授業において、環境教育の観点からお互いに学ぶべき点について議論をした。また、同大学の教 員を中心とした高等教育に関するInternational Conference を開催し、日本の高等教育の課題と持続可能な社会に向けた環境教育プ口グラム開発についての議論を行った。その結果、お互いの議論の場を継続的に設けていく中で、違った立場から学び合うことが可能であることが示唆された。

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