テクノ・パブリックの時代 : ハイテク大衆化文明における科学技術倫理と消費者倫理

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タイトル別名
  • The age of techno-public
  • テクノ パブリック ノ ジダイ : ハイテク タイシュウカ ブンメイ ニオケル カガク ギジュツ リンリ ト ショウヒシャ リンリ
  • テクノパブリックの時代 : ハイテク大衆化文明における科学技術倫理と消費者倫理

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抄録

高度な科学技術の産物が、自動車や家庭用電気製品の形をとって、我々の生活の様々な領域を取り囲む時代にあって、我々はそこから利便性だけでなくリスクをも受け取るようになった。本論では、人工物の特性を技術的媒介性、技術的忘却性、技術的盲目性の三つの概念によって分析し、技術製品が我々の生活の中で果たす役割を論じるとともに、技術製品市場システムそのものの弱点についても検討する。その上で、このシステムを健全に機能させるためには、科学者や技術者のみならず消費者の倫理が必要である事が論じられる。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 41 (1), 91-124, 2011-05-31

    同志社大学人文科学研究所

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