ガレガ(Galega orientalis Lam.)とチモシー(Phleum pratense L.)の混播・単播草地における経年変化

  • 岩渕 慶
    ホクレン農業協同組合連合会
  • 我有 満
    ホクレン農業協同組合連合会:(現)九州沖縄農業研究センター
  • 堀川 洋
    ホクレン農業協同組合連合会:帯広畜産大学植物バイオ研究室

書誌事項

タイトル別名
  • Yearly Changes in Mixed Swarde of Galega (Galega orientalis lam.) and Timothy (phleum pratense L.),and their Singlesown Swards
  • ガレガ Galega orientalis Lam ト チモシー Phleum pratense L ノ コンパン タンパンソウチ ニ オケル ケイネン ヘンカ

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抄録

ガレガとチモシー早・中生品種を用いて,それらの単播と混播で播種量試験を行い,5年間の経年変化を調査した。単播におけるガレガの生育は,2年目までチモシーより劣っていたが,3年目以降はチモシーと同水準かそれを上回る傾向が認められた。両草種混播の収量は2年目までチモシー単播と同等でガレガ単播より多収であったが,3年目以降は混播が両草種単播より多収になった。ガレガ2-4kg/10aの播種量混播区は,ガレガ1kg/10a区に比べて,ガレガの収量構成割合および5年間の総乾物収量が有意に高かった。したがって混播草地造成の播種量は,チモシー1kg/10aに対してガレガ2kg/10a以上が必要と考えられる。

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被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (16)*注記

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