異なる退牧時草高が輪換放牧下のシバ(Zoysia japonica Steud.)草地の植生と草地生産に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effect of Sward Height at the End of Each Grazing Period on Vegetation Change and Pasture Production under Rotational Grazing in Japanese Lawngrass (Zoysia japonica Steud.) Pastures
- コトナル タイボクジソウ コウ ガ リンカンホウボク カ ノ シバ Zoysia japonica Steud ソウチ ノ ショクセイ ト ソウチ セイサン ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
シバ草地の輪換放牧において,植生の維持と乾物生産に適した退牧時草高を明らかにするため,退牧時草高を5cm(低区)および10cm(高区)とする各10aの輪換放牧試験区を設定し,植生と地上部現存量を2年間調査した。両区とも,シバが優占する部分ではその植生は安定して維持された。シバ以外の種が優占する部分では,高区で嗜好性の低い草種が増加したが,低区では植生に大きな変化は認められなかった。再生速度と被食量は低区で高かった。低区の放牧延べ頭数は2年とも900cow・day ha^<-1> year^<-1>以上を示し,高区の1.3倍以上であった。よって,シバ輪換放牧草地における良好な植生および高い牧養力の維持には,退牧時草高への配慮が重要であり,その草高は10cmよりも5cmが適する。
収録刊行物
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- 日本草地学会誌
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日本草地学会誌 56 (4), 238-244, 2011
日本草地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680732814336
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- NII論文ID
- 110008460661
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- NII書誌ID
- AN00194108
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- ISSN
- 21886555
- 04475933
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- NDL書誌ID
- 11004986
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可