保健医療福祉系大学における産学連携の可能性と展開に関する調査研究

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タイトル別名
  • Study on the Possibilities of Collaboration between Health and Social Services University and Industry

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抄録

【目的】本学を含めた関東域内に所在する保健医療福祉系大学による産学連携の取り組み状況、今後の当該領域における産学連携のあり方や方向性について検討した。【方法】留め置き型調査とし、9大学181名の回答を得た。【結果】及び【考察】保医福系大学の特徴としては、研究課題はソフト面が、目指すべき姿勢は基礎的研究を主体とするため、実用化の意向は全般的に低く、理工学系教員との間に差を認めた。一方、今後の希望では積極的な姿勢が窺えており、連携への興味にも高い反応を示した。さらに、大学シーズ集の作成は、優先して取り組むべき課題との指摘を受けており、研究シーズ集には一層の充実が希求される。【結論】ソフト面を強調する連携は、保医福系大学が得意とする領域であり、近い将来必要とされるニーズを先取りすることで、これを関連企業と情報の共有化を図りつつ、即応性を高め、当該領域での戦略的な優位性を強めることも可能となる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950401801008384
  • NII論文ID
    110008508199
  • NII書誌ID
    AA11480694
  • ISSN
    13458582
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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