Non-blocking RPCを用いた遠隔ファイルアクセスの最適化
この論文をさがす
抄録
これまで,同期型 RPC を用いた遠隔ファイルアクセスの最適化に取り組んできたが,本論文ではこれを非同期すなわちノンブロッキング RPC によって更に性能向上を図った.これによりバックグラウンドで転送を行う事が可能になる.その性能の変化について評価およびシミュレーションを行い,その結果を示す.また,シーケンシャルアクセスだけではなくストライドアクセスなどの非連続アクセスについても,読み込み位置の予測を行い,先回りして転送する手法を提案し,その有効性について検証する.これらを通じて,より高速な遠隔ファイルアクセスの実現に向けた手法を論じる.
収録刊行物
-
- 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
-
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) 2011 (30), 1-7, 2011-07-20
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1572543026893292672
-
- NII論文ID
- 110008583386
-
- NII書誌ID
- AN10463942
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles