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- 毛利 正守
- 皇學館大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Hypermeters in Man'yoshu : Phenomena Intermediate between Phonology and Metrical Reciting Practices
- マンヨウシュウ ノ ジアマリ オンイン ゲンショウ ト ショウエイホウ ニ ヨル ゲンショウ ト ノ アイダ
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抄録
筆者は,これまでに字余りをいくつかの視点から眺めてきたが,本稿では,脱落現象という観点を導入して字余りを生じる萬葉集のA群とB群の違いを追究した。その際,唱詠の問題が関わるかも知れない和歌の脱落現象は除外し,あくまで散文等の脱落現象をとり挙げ,それと字余りとを比較するといった立場をとっている。A群もB群も唱詠されたものとみられるが,B群は,散文の脱落現象と同じ形態または近似した形態のみが字余りとなっており,A群は,基本的に脱落現象とは拘わらずいかなる形態も字余りをきたしている。散文における脱落現象というものは,日常言語に基づいた音韻現象の一つである。これらを総合的にとらえて,B群の字余りは,音韻現象の一つであると把握し,A群の字余りは,日常言語のあり方とは離れた一つの型として存する唱詠法によって生まれた現象であると位置づけた。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 7 (1), 1-15, 2011
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205786391808
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- NII論文ID
- 110008672907
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 10955710
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可