肝細胞癌を発症したHCV陽性の小児がん経験者の1例
書誌事項
- タイトル別名
-
- A case of HCV-positive survivor of childhood cancer who developed hepatocellular carcinoma
この論文をさがす
抄録
肝細胞癌を発症した44歳の小児がん経験者を報告する.1970年代前半,8歳の時に急性リンパ性白血病を発症し,治療中に親族や知人から複数回の輸血を受けた.200X年4月に胸部異常陰影にて当院を紹介され,精査の結果HCV陽性の肝細胞癌と診断された.化学療法が開始されたが,病状の急激な悪化のため診断後約1か月で死亡した.小児がん経験者の肝細胞癌発症が今後増える可能性があり,早急に長期フォローアップ体制を整える必要がある.
収録刊行物
-
- 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録
-
小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 48 (2), 130-134, 2011-06-25
がんの子供を守る会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1543105995149040512
-
- NII論文ID
- 110008711334
-
- NII書誌ID
- AN00116159
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- NDL-Digital
- CiNii Articles