神経幹細胞による再生医療 : 歴史と現状(<特集>明日の脳神経外科を拓く神経科学)

• 高木 康志

  京都大学大学院医学研究科脳神経外科

• 宮本 享

  京都大学大学院医学研究科脳神経外科

書誌事項

タイトル別名

• Regenerative Therapy using Neural Stem Cells : The History and Now(<SPECIAL ISSUE>Neuroscience for the Development of Neurosurgery in the Near Futre)

抄録

1990年代に入り,成体脳内に神経幹細胞の存在が確認され,それを取り出して培養できるようになった.また,一方,胚性幹細胞から神経細胞を特異的に分化させる方法が報告され,神経再生医療の可能性が高まった.また2000年代には,多能性幹細胞の誘導が報告され,一部では神経再生医療の治験が始まりつつある.ここに神経幹細胞研究の歴史と臨床応用の現状について述べる.

収録刊行物

• Japanese Journal of Neurosurgery

  Japanese Journal of Neurosurgery 20 (8), 589-596, 2011

  日本脳神経外科コングレス

キーワード

• regenerative therapy
• neurogenesis
• transplantation
• neural stem cell

詳細情報

• CRID: 1390001204408819712
• NII論文ID: 110008713066
• NII書誌ID: AN10380506
• DOI: 10.7887/jcns.20.589
• ISSN: 21873100
• ISSN: 0917950X
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcns/20/8/20_KJ00007414104/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2011326085
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可