生体反応を司るらせん・たんぱく質のらせん構造(講座:らせんの織り成す不思議な世界 2)

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タイトル別名
  • らせんの織り成す不思議な世界(2)生体反応を司るらせん・たんぱく質のらせん構造
  • ラセン ノ オリナス フシギナ セカイ 2 セイタイ ハンノウ オ ツカサドル ラセン タンパクシツ ノ ラセン コウゾウ

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抄録

タンパク質はアミノ酸が直鎖状に連なった紐状の分子であり,それが特定の三次元構造に折りたたまれて機能を発現している。この構造形成に必要となる最も重要な構造がタンパク質のらせん構造の代表であるαヘリックス構造である。αヘリックスなどのらせん構造体がさらに複数らせん状に隻合化し,全体の構造を強固なものとしている。これららせんと結びついたタンパク質の構造形成がタンパク質のもつ多様な機能を生み出している。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 55 (7), 356-359, 2007

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (4)*注記

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