マネジメントリスクへのPM体系の適応に関する考察 : 社会インフラの整備に展開される複合型組織

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タイトル別名
  • Consideration Concerning Adjustment of PM System to Management Risk : The Compound Model Organization That is Presented in the Social Infrastructure Maintenance

抄録

IAP2Mでは、階層性を持つマネジメントリスクの概念について、その全体像をP2M Version 2.0の中で明確に定義を示した。その基本的な解釈は、リスクは組織がプロジェクト活動を進める際の回避や排除のための障害と捉えるのではなく、外部環境に対する学習と受容の機会と考える姿勢である。本論では、リスクへの認識が社会システムの中で組織や企業の内から外に向けた広がりを起こし、次第に社会への貢献と責任の取り組みに変化していく姿に注目する。その考察には、学理の視点で生存可能システムとシステム方法論を、また実業世界で展開されるPM活動を人間思考の意思決定の原理の中に探った。そこから導き出される一つのモデルを複合組織型モデルとした上で、社会インフラの整備・発展に向けての展開の可能性を推論する。

収録刊行物

  • 国際P2M学会誌

    国際P2M学会誌 6 (1), 29-46, 2011

    一般社団法人 国際P2M学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205773557376
  • NII論文ID
    110008750023
  • DOI
    10.20702/iappmjour.6.1_29
  • ISSN
    24320374
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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