国立国会図書館の典拠データ提供におけるセマンティックウェブ対応について(<特集>典拠・識別子の可能性:ウェブ・オントロジーとの関わりの中で)

  • 神崎 正英
    ゼノン・リミテッド・パートナーズ
  • 佐藤 良
    国立国会図書館収集書誌部収集・書誌調整課:(現)国立国会図書館電子情報部電子情報流通課

書誌事項

タイトル別名
  • National Diet Library's approach to Semantic Web on the distribution of authority data(<Special feature>The possibility of authorities and identifiers: in the relation with the web and ontologies)
  • 国立国会図書館の典拠データ提供におけるセマンティックウェブ対応について
  • コクリツ コッカイ トショカン ノ テンキョ データ テイキョウ ニ オケル セマンティックウェブ タイオウ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

国立国会図書館(NDL)は,書誌データの開放性・利用可能性を向上させる取り組みの1つとして,書誌データ提供におけるセマンティックウェブ技術への対応を進めている。この一環として,2010年6月には「ウェブ版国立国会図書館件名標目表(Web NDLSH)」,2011年7月には提供範囲を全典拠レコードに拡大し,システムの機能を拡張した「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)」の開発版をリリースした。「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)」の開発版では,典拠データをRDFモデルにより表現し,Linked Dataのスキームに準拠する等,セマンティックウェブ技術に対応した形式により提供している。本稿では,当サービスの概要,提供する典拠データの内容,RDFモデルの設計等について紹介をする。

収録刊行物

参考文献 (23)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ