プロセッサ造材作業における待ち時間

書誌事項

タイトル別名
  • Waiting time of a processor for tractor logging

抄録

トラクタ集材とプロセッサ造材の組合せ作業において,土場が十分広い場合に,土場におけるプロセッサの待ち時間がトラクタ集材とどのように関わっているかについて検討を行った。土場において,集材された材の元口の向きが巻立て場の方向と逆になると,プロセッサは元口の方まで移動しなければならず,多量のロスタイムが生じる。元口が巻立て場を向くように荷下そうとしても,荷の吊り方(元口吊り,末口吊り)と集材路の位置関係で,トラクタがプロセッサの前を回り込んで荷下ししなければならない場合には,プロセッサはトラクタに道をあけなければならず,調査地では平均133秒の待ち時間が生じた。トラクタがプロセッサを邪魔することなく,元口が巻立て場を向いて荷下せるように,伐倒方向と集材路の配置を計画する必要がある。また,土場に材が多いときには,トラクタの荷下しに対するプロセッサの待ち時間は少ないが,土場に材が少なくなると,トラクタ荷下し手とプロセッサが接近するようになり,プロセッサに待ち時間が生じるので,効率良い荷下し方法が必要とされる。

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被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681088277120
  • NII論文ID
    110008764752
  • DOI
    10.18945/jjfesold.8.2_7
  • ISSN
    24325996
    0912960X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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