タワーヤーダ用ワイヤロープのオンライン無損探傷

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タイトル別名
  • Non-destructive test on wire ropes of tower yarder

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抄録

タワーヤーダ集材作業を行っている作業現場でワイヤロープの使用劣化の状態を検出するために,著者らは永久磁石磁化方式とホールセンサ漏洩磁束検出方式を用いたワイヤロープ探傷器を開発したが,今回,その探傷器を使用して,実際にタワーヤーダ集材作業を行っている現場での性能試験を行った。タワーヤーダシステムは,オーストリア製のコラーK303タワーヤーダとシェルパU型搬器で,そのワイヤロープは,スカイラインがIWRC6×S(19)の15mm,メインラインが6×7の9.5mm,ホールバックラインがIWRC6×S(19)の10mmである。これらのワイヤロープを対象に,おのおの150mにわたって漏洩磁束探傷を行った。その結果,ワイヤロープの外部断線だけでなく,内部断線をも検出することができた。また,スカイラインの損傷箇所の中には,1より長さの中に素線断面積合計で最大21.65%にも達する断線箇所が発見された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206111913856
  • NII論文ID
    110008764789
  • NII書誌ID
    AN10358507
  • DOI
    10.18945/jjfesold.10.2_161
  • ISSN
    24325996
    0912960X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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