肺定位放射線治療における肺腫瘍領域線量分布のモニタリング法の開発

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タイトル別名
  • Development of Monitoring Method for Lung Tumor Dose Distribution in Stereotactic Lung Radiotherapy

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抄録

本研究の目的は,肺定位放射線治療においてEPID(electronic portal imaging device)で取得されるポータルシネ画像に基づいた肺腫瘍領域のモニタリング法の開発である.本研究では,治療計画時と治療時の肺腫瘍領域の射出線量分布とガンマ解析を用いたモニタリング法の検討を行った.提案手法を,肺定位放射線治療を行った9症例の全174フレームに適応した結果,3mm/3%におけるパス率は平均で88.2%となった.また,3症例における提案手法によるパス率とマニュアルで求めた肺腫瘍領域の移動量は統計的に有意な相関を示した.提案手法による肺定位放射線治療における肺腫瘍領域のリアルタイムモニタリングの可能性を示唆した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261551936678016
  • NII論文ID
    110008899500
  • NII書誌ID
    AA11370335
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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