地球温暖化問題の現状(講座:環境問題への新しいアプローチ1)

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抄録

地球温暖化問題が政治的・経済的に複雑な問題であることは良く知られているが,現象としても実は大変に複雑だ。科学的にはもう解明されているのだろうと思ったらとんでもない。地球温暖化の科学は発展途上とみなす方がよい。しかも,科学的な情報が政策に反映されるまでにかなりの時間がかかる。それだけに,科学的知見を常にチェックしておかないと,政策の面でも教育の面でもピント外れの対応しかできなくなる危険性がある。ここでは現状を整理するとともに,ごく最近になって分かってきたいくつかの重要な事実を紹介する。特に,1)過去気温の推定についてのデータには注意を要すること,2)人為的に放出される二酸化炭素の何倍も気温変化に効いてくる現象が複数見つかったこと,などについて紹介する。また,このような事実を前にして科学的に考えるにはどうしたらよいか,ということについても触れた。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 53(6), 342-345, 2005

    公益社団法人 日本化学会

参考文献:  3件中 1-3件 を表示

  • <no title>

    伊藤公紀

    地球温暖化, 2003

    被引用文献1件

  • <no title>

    VON STORCH H.

    Science 306, 679-682, 2004

    DOI 被引用文献1件

  • <no title>

    HURTLEY S.

    Science 304, 1719, 2004

    DOI 被引用文献1件

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110008906631
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10033386
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    03862151
  • NDL 記事登録ID
    7400227
  • NDL 雑誌分類
    ZP1(科学技術--化学・化学工業)
  • NDL 請求記号
    Z17-60
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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