国際交流による生涯学習と大学教育の融合の意義 : 韓国珍島の伝統文化を生かしたソウル大学の取組から何を学ぶか

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  • コクサイ コウリュウ ニ ヨル ショウガイ ガクシュウ ト ダイガク キョウイク ノ ユウゴウ ノ イギ : カンコク チントウ ノ デントウ ブンカ オ イカシタ ソウル ダイガク ノ トリクミ カラ ナニ オ マナブ カ
  • The outcome from the combination of lifelong learning and higher education in cross-cultural communications : What we could learn from the effort of Seoul National University based on the traditional culture in Chindo, Korea
  • コクサイ コウリュウ ニヨル ショウガイ ガクシュウ ト ダイガク キョウイク ノ ユウゴウ ノ イギ : カンコク チンド ノ デントウ ブンカ オ イカシタ ソウル ダイガク ノ トリクミ カラ ナニ オ マナブ カ

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抄録

韓国全羅道の離島である珍島において、ソウル大学全京秀教授が中心となって設立された珍島学会の主催により2011 International Academic Conference及びそれに関連した体験型授業が行われた。日本からは、徳島大学の取り組み「地域社会人を活用した教養教育」から発展した全国社会人ネットワークより、ホイスコーレ札幌、筑波大学学生が参加した。ソウル大学、木浦大学、鹿児島大学の学生や教員と共に、諸島における伝統文化とそれを大学教育・研究にどのように活用するのかについて、国際会議「珍島学会」及び実地見学会などを通じて話し合われた。地域社会人の生涯学習と大学教育を一体化すると共に、日常的な伝統文化活動をお互いに披露することと、お互いの文化について対話をするという国際交流により、それぞれの文化について学び合う場が形成された。このような活動は、教養教育の意義を学ぶために貢献するだけでなく、生涯学習と大学の教養教育の融合がお互いの長所を生かすことに繋がっていくことが期待される。

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