オフラインケータイ : 通信不能下での携帯電話機による情報収集交換技術 Mobile Phone for Off-line Use

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抄録

東日本大震災に際して,被災者の多くは,普段持ち歩いている携帯電話機を忘れずに持参して避難した.しかし多くの場合,基地局の停止やふくそうによって,通信機としては満足に使えなかった.東北地方に比べると被害が少なかった首都圏においても,鉄道の運休に伴う帰宅困難者の大量発生等に起因する通話要求の殺到によって同様な事態となり,大きな問題となった.携帯電話機を用いたサービスのほとんどは,通信できることを前提とした平常時のサービス設計になっているため,携帯電話網ダウン時には,カメラなどオフラインでも動作する通信以外の機能しか使えない.しかし携帯電話機をあくまでも通信機と捉えるならば,本来の機能である通信すなわち情報の授受に使えるようにしたい.本稿では,携帯電話網ダウン時でも携帯電話機を情報の収集や交換のツールとして使うために,通信アーキテクチャの進化を待たず,既存の携帯電話機の機能拡張の範囲で実現可能な技術を中心に紹介する.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会誌 = The journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

    電子情報通信学会誌 = The journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers 95(3), 231-236, 2012-03-01

    一般社団法人電子情報通信学会

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キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009419500
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1001339X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    09135693
  • NDL 記事登録ID
    023561469
  • NDL 請求記号
    Z16-192
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  NII-ELS 
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