大阪府水道水質検査外部精度管理結果と分析の留意点-ホルムアルデヒト(平成20年度)

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タイトル別名
  • Results of External Quality Control on the Analytical Measures for Tap Water in Osaka Prefecture - Formaldehyde (2008) -

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抄録

大阪府水道水質検査外部精度管理は、本府環境衛生課が公衆衛生研究所の協力を得て、府内の試験研究機関及び水道事業体を対象に実施している。平成20 年度はホルムアルデヒドを有機物質の対象項目とした。参加機関(府内22 事業体)に対して、検査対象物質を一定濃度に調製した精度管理試料を配布し、参加機関で検査を実施し、その回答結果を検証する方法で行った。今回の調査では、告示で定められた溶媒抽出-誘導体化-ガスクロマトグラフ-質量分析法が用いられた。 その結果、1 機関において誤差率が許容範囲(±20%)を超えたが、Z スコアの許容範囲(±3)を超えた機関は無かった。誤差率及びZ スコアの両方が許容範囲を超える「外れ値」は無く、概ね良好な外部精度管理結果であった。 ここではこれらを検証することにより、検査精度を向上するための留意点が明らかになったので報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288156018944
  • NII論文ID
    110009435902
  • NII書誌ID
    AA12569352
  • DOI
    10.24693/bopiph.48.0_40
  • ISSN
    21854076
    13432923
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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