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- 新里 瑠美子
- ジョージア工科大学
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- セラフィム レオン・A
- 元ハワイ大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The |ga|-Type Kakari Musubi Hypotheses and Their Verification Based on Descriptive Studies of Ryukyu-Archipelago Dialects(<Special Issue>Views of Ryukyuan, Views from Ryukyuan)
- |ga|の係り結びの仮説と検証--琉球弧の方言の記述的研究に基づいて
- ga ノ カカリムスビ ノ カセツ ト ケンショウ リュウキュウ コ ノ ホウゲン ノ キジュツテキ ケンキュウ ニ モトズイテ
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抄録
本稿は、沖縄語と上代日本語との比較分析を通し構築した筆者らの係り結び仮説(日本祖語形再建、類型、成立、変遷など)の妥当性を琉球弧の方言群において検証することを目的とする。本稿で焦点を当てた|ga|の係り結び仮説では、その類型として、Type I(文中|ga|といわゆる未然形の呼応)、Type II(文中|ga|と通常連体形の呼応)、係助詞の終助詞用法を考え、各々、自問、他問、他問と特徴づけた。検証の結果、国頭久志(くにがみくし)方言でTypeIとTypeIIの類型と機能が仮説と合致、疑似終助詞用法がTypeIIの文法化と解釈できると述べた。徳之島井之川(とくのしまいのかわ)、国頭辺野喜(くにがみべのき)・漢那(かんな)、八重山鳩間(やえやまはとま)方言においては、終助詞用法の|ga|の清濁の異音に関し、見解を提示した。鳥島(とりしま)方言では、構文はType II、機能はType Iという用法について新たな音変化を提案し、反証とならないと論じた。宮古西里(みやこにしざと)方言の構文と機能のずれについても、仮説擁護を試みた。最後に、今帰仁(なきじん)方言の|kuse:|=コソの通説に異を唱え、その成立に|ga|が関わったとの仮説を述べた。
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 7 (4), 83-98, 2011
日本語学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680763091200
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- NII論文ID
- 110009436727
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 11253728
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可