一般化されたC-D曲線としてのS-D曲線

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  • The Size-Dependence curve as a generalized Competition-Density curve

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抄録

樹木個体機能量の樹木サイズへの依存性を定式化するために提案された拡張されたベキ関数が示す両対数軸上での曲線は,ベキ指数の値が一定の場合,他の2つの係数の値に無関係に一定の形状を保った.この曲線はS-D曲線と名付けられた曲線群の一つに属していた.S-D曲線は良く知られたC-D曲線の拡張されたものであり,またR-G曲線をも含む曲線群であった.S-D曲線は8種類の異なるタイプの曲線群から成り,その全てが両対数軸上での平行移動や回転により一つに合体されるという特徴を有していた.S-D曲線を観測値に当てはめる際の係数の求め方が提案された.

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