青年期学生を対象にした肥満に影響する食行動の実態調査 : 食行動尺度の開発及びBMIとの関連

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  • Investigation on Eating Behaviors of Young Students in Relation to Obesity : Relation of BMI and Development of New Scale of Eating Behaviors

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抄録

本研究では青年期の学生に対して,肥満に影響する食行動を明らかにするために,15歳から22歳の777人を対象に質問紙調査を実施し705人からデータが得られた。食行動に関する独自の調査票をもとに,食行動尺度を作成した。そして,体格指数(BMI)と食行動尺度との関連について検討した。食行動は因子分析の結果「バランス食」「間食」「インスタント食」「高カロリー食」「偏食」「早食い」「好き嫌い」7因子に分類され,因子負荷量と信頼性係数を基準に,これと対応する7尺度が作成された。BMIと有意な相関関係を示した食行動は,「早食い」「間食」「好き嫌い」の3尺度であった。青年期学生において,「早食い」が特に肥満に影響することが示唆された。

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