9-11 視聴覚情報処理における時間的限界区間(第9部門 ヒューマンインフォメーション)

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タイトル別名
  • 9-11 The Interval of Temporal limitation in Audio-Visual information processing

抄録

近年、カーナビゲーションシステムを始めとする車載機器の普及によって、自動車運転時においてドライバーが認知、処理すべき情報が増加してきた。この傾向は、カーナビゲーションシステムが音声案内や効果音による注意誘導といった聴覚情報を提供している点から言えば、ドライバーが処理すべき聴覚情報が増加する傾向と換言できる。本研究では上記の状況を踏まえ、人間の視聴覚情報処理における時間的特性を調べ、聴覚情報の適切な呈示タイミングについて考察した。その結果、聴覚刺激が視覚刺激に140ms〜先行して呈示される時、視覚刺激の認知が困難になる事がわかった。また、視覚刺激と聴覚刺激とが同じ場合、異なる場合に比べ認知欠損が少なく、欠損からの回復が早くなる事がわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679428032896
  • NII論文ID
    110009485174
  • DOI
    10.11485/itewac.2005.0__9-11-1_
  • ISSN
    24242306
    13434357
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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