RDMAをサポートするクラスタ向けの軽量協調キャッシング
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抄録
協調キャッシングは各ノードのファイルキャッシュを協調管理することで仮想的に全ファイルキャッシュ領域を結合したグローバルファイルキャッシュを提供する手法である。既存の協調キャッシング機構はメッセージパッシング通信によって CPU に負荷をかけていたが、近年は低負荷・低レイテンシのリモート DMA (RDMA) が HPC クラスタに普及しつつある。そこで本研究では RDMA のみを用いて協調キャッシングを行う手法を提案する。さらにアプリケーションに対し透過的に協調キャッシングを提供するライブラリを実装し、性能評価を行った。
収録刊行物
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- 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
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研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) 2012 (27), 1-8, 2012-12-06
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027731755392
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- NII論文ID
- 110009490675
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- NII書誌ID
- AN10463942
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles