近接配置基地局アレーアンテナの相互結合抑圧法

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タイトル別名
  • Suppressing Method of Mutual Couplings for Closely Spaced Based Station Arrays

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抄録

2偏波共用アンテナを1本のレドーム内にオーバラップして構成する4×4MIMOを想定した場合,素子間相互結合の影響による相関係数の上昇が大きな問題となる.移動端末アンテナの場合のように,到来波角度分布が一様と仮定できる伝搬環境では,設計周波数において相関係数及び放射効率を同時に最適化できる整合給電回路が求められている.一方基地局に対する到来波角度分布は一般に狭い角度範囲に集中することになり,アンテナ間の相関係数はこの分布を前提に求めることになる.本論文では一様な環境で求めた給電整合回路を,到来波分布の異なる基地局アレーアンテナに適用した場合のフェージング相関係数を求め,この給電整合回路がアレーアンテナ間隔が狭く,基地局-端末間距離が近い場合に有効であることを示した.

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参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571980077772341120
  • NII論文ID
    110009543762
  • NII書誌ID
    AA11325909
  • ISSN
    13444697
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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