最小完全ハッシュ関数を用いたグリッドグラフ上の効率的なパス数え上げ
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抄録
正方形を縦横それぞれn分割してできる(n+1)×(n+1)グリッドグラフにおいて、対角の2頂点を結ぶパスの数はnに対して急激に増大する。例えばn=10に対しては1024もの数となり、もはや一つずつ列挙するようなことはできない大きさである。これまでにKnuthのアルゴリズムに基づく方法でn=21までのパス数が計算されているが、我々はグリッドグラフの性質を利用して計算速度と使用メモリを大幅に改善し、n=23までの計算に成功した。
収録刊行物
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- 研究報告アルゴリズム(AL)
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研究報告アルゴリズム(AL) 2013 (8), 1-6, 2013-02-22
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詳細情報
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- CRID
- 1572261552802909440
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- NII論文ID
- 110009550141
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- NII書誌ID
- AN1009593X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles