マルチコア商用スマートディバイスの評価と並列化の試み
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抄録
半導体プロセスの微細化に伴いスマートフォン,タブレットに代表される民生機器にも4コア程度のマルチコアSoCの採用が進んでいる.一方,ソフトウェアはマルチコアを活用するための並列化が十分に進んでおらず,対応が望まれている.本稿ではAndroidを搭載した商用スマートデバイスにおいて,一般的な利用範囲におけるマルチコアの活用状況を評価し,並列化されたベンチマークプログラムを用いて実行環境の課題と改善方式を述べた上で,標準APIの仕様を変更すること無く,アプリケーションがオフスクリーンバッファを描画バッファに書くBitBLT処理の並列化を試みた結果を報告する.この処理並列化の結果,アプリケーションから2D描画APIを呼び出すベンチマークテストで約3%のフレームレートの改善を確認した.
収録刊行物
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- 研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)
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研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) 2013 (2), 1-7, 2013-02-21
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1574231877639878272
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- NII論文ID
- 110009550183
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- NII書誌ID
- AN10444176
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles