肉声と合成音声が脳波に与える影響の比較検討
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抄録
本研究は,人工的あるいは非人間的な要素を持つ合成音声が人の感情にどのような影響を与えるのかを検証することである.一般に,合成音声は「淡々としている」とか「気持ち悪い」などマイナスのイメージで語られることが多い.肉声と合成音声の違いは何なのか.両者を聞いたときに明確な違いは出るのか.今回,我々は肉声と合成音声による簡単な質疑応答実験を行い,両者の脳波変化を記録することによって状態遷移を比較した.その結果,合成音声の場合には質疑応答中にベータ波の上昇が見られた.この結果より,非人間的な特徴量を持つ合成音声は人間の感情に影響を与えると考えられることが分かった.
収録刊行物
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- 研究報告知能システム(ICS)
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研究報告知能システム(ICS) 2013 (10), 1-3, 2013-03-11
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571980077827453824
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- NII論文ID
- 110009551525
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- NII書誌ID
- AA11135936
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles