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- 長谷川 博
- 滋賀県立大学環境科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Cesium and higher plants
- セシウム ト コウトウ ショクブツ
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抄録
原子力発電所の爆発事故により放出された放射性セシウム(Cs)の環境への影響を理解し,環境中から除去するための基礎として,Csが植物の生育に及ぼす影響と放射性Csの吸収と蓄積に関する遺伝変異を明らかにした.Csはカリウム(K)のアナログとして挙動するが,10μMという低濃度で植物の生育を阻害する.CsはKと拮抗的に作用することから,Csの生育阻害効果はKの存在下では低減すること,Csの吸収がKの存在下では低下するなどの現象が報告されている.放射性Csの蓄積に関して種間差異が認められており,テンサイなどアカザ科の作物のCs含有率が高かったという報告がある.根から吸収されたCsは茎葉部,ことに若い葉に多く分配される.以上の報告を考えあわせてファイトレメディエーションを利用した放射性Csの環境中からの除去の可能性と問題点について考察した.
収録刊行物
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- 作物研究
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作物研究 57 (0), 1-6, 2012
近畿作物・育種研究会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680274915840
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- NII論文ID
- 110009553883
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- NII書誌ID
- AA12344964
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- ISSN
- 24241318
- 1882885X
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- NDL書誌ID
- 026276437
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可