介護職における離転職意思形成の分析

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タイトル別名
  • The Analysis of the Causal Process of Turnover Intention Among Care Workers

抄録

介護労働者の問題は近年急速に注目されている。その労働条件,環境は快適ではなく,ときには劣悪なので,短期に離職する者が後を絶たず,現場では人手不足が生じている。この研究の目的は,離転職意思を形成する背景を分析しているが,とりわけバーンアウトに陥ってしまう介護労働者の諸要因を分析することによってその対処法を提言することにある。先行研究をふまえ,介護労働を行動面から分析する新しいモデルの構築に取り組んだ。調査では福岡県の203名の介護労働者を対象にし,バーンアウトの構造と離職行動の背景について,価値観・信条性格特性(5因子モデル),組織コミットメント,入職後の期待とのギャップ,上司や同僚利用者との役割葛藤などを関連づけながら分析した。

収録刊行物

  • 社会政策

    社会政策 1 (1), 97-114, 2008

    社会政策学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206119449344
  • NII論文ID
    110009554724
  • DOI
    10.24533/spls.1.1_97
  • ISSN
    24332984
    18831850
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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