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- 光信 仁美
- 関西外国語大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Alternation between Yoona and Yooni in Noun Phrases
- ヨウナ ト ヨウニ ノ コウタイ : メイシク ノ ヨウナ ナ ニオケル
- 「 ヨウナ 」 ト 「 ヨウニ 」 ノ コウタイ : メイシク 「 N1 ノ ヨウナ X ナ N2 」 ニ オケル
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抄録
助動詞「ようだ」の連体形「ような」と連用形「ように」は、「N1のような/ようにXなN2」(Nは名詞)という名詞句の中で交替が可能な場合がある。それは「ような」と「ように」の用法のうち「比況」と「例示」の場合である。交替がおこる場合の「Xな」の機能はそれぞれ異なる。「比況」の場合、「Xな」はN1とN2の共通属性を表し、形容詞によって典型的に表される。「例示」の場合、「Xな」はN2の内容を明示する機能をはたし、形容詞だけではなく動詞述語句によっても表される。それぞれの用法において交替を可能ならしめるのは、「ような」「ように」の連体修飾・連用修飾の機能からの解放である。
収録刊行物
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- 研究論集
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研究論集 97 267-284, 2013-03
関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174812668544
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- NII論文ID
- 110009574474
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- NII書誌ID
- AN00046756
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- NDL書誌ID
- 024774837
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- ISSN
- 03881067
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可