プログラム可能な素子を利用した大規模回路の自動修復手法

  • 城 怜史
    東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻
  • 松本 剛史
    東京大学大規模集積システム設計教育研究センター
  • 藤田 昌宏
    東京大学大規模集積システム設計教育研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • An Automatic Rectifying Method for Large-Scale Circuit with Programmable Devices

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抄録

現在、回路製造後のバグや仕様変更への対応として,プログラム可能な素子としてルックアップテーブル(LUT)を導入した回路が提案されている。回路の一部のゲートをLUTに置換し,正しい回路と等価になるようなLUTの真理値表を見つけることで,回路製造後のバグや仕様変更に対応できることがある。LUTの真理値表を求めるのに非常に時間がかかってしまう為,大規模回路への応用が困難であるという問題がある。近年CEGARに基づきSAT問題を繰り返し解くことでQBF問題を高速に解く手法が提案された。本稿では,その手法を応用することでLUTの真理値表を高速に求める手法を提案する。提案手法を用いた実験では,通常のQBFソルバを用いるよりも高速にLUTの真理値表を求めることができた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387452730920576
  • NII論文ID
    110009579520
  • NII書誌ID
    AA11451459
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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