無線メッシュネットワークにおけるネットワーク・経路次元符号化を用いた情報広告手法の特性評価

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タイトル別名
  • Performance Evaluation of Information Advertisement Using Joint Random Network and Multi-Route Coding in Wireless Mesh Networks

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抄録

無線メッシュネットワークにおけるフラッディングでは急激なトラヒック増大を引き起こすブロードキャストストーム問題が発生する.ブロードキャストストーム問題を軽減するために検討されている符号化としてランダムネットワークコーディングがある.しかし,ランダムネットワークコーディングは伝送誤りに対して弱いという性質がある.一方,通信路で生じる伝送誤りの影響を軽減する経路次元符号化が提案されている.経路次元符号化は誤り訂正符号化された情報系列を複数の経路で伝送することでダイバーシチ効果を得る手法である.本稿ではランダムネットワークコーディングと経路次元符号化の統合符号化手法の特性評価をシミュレーションにより行う.シミュレーションの結果から提案手法によって伝送遅延,パケット受信率ともに従来手法よりも改善されることを明らかにする.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571698602870982912
  • NII論文ID
    110009579768
  • NII書誌ID
    AA11838947
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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