DS-TEを用いたMPLSのための高優先度クラスの残存帯域を考慮した帯域割り当て方式
Search this article
Abstract
MPLSの経路設定方式としてDS-TE (Diffserv-aware Traffic Engineering)がある.この上で優先度の異なるクラス間で帯域を共有するため,Realeらは,ロシア人形モデルを用いて,低優先度クラスの帯域を無条件にプリエンプトしない帯域割り当て方式を提案したが,この方法では,優先度が3段階以上あるとき,高優先度クラスより低優先度クラスを優先する可能性があった.これを解決するため,本論文では3段階の優先度を仮定し,中優先度クラスの帯域が不足した場合は,高優先度クラスから無条件に帯域を借用するのではなく,状況によっては低優先度クラスから先に帯域を返してもらうことで,中優先度クラスよりも低優先度クラスが優先される状況を避ける方式を提案する.最後に,シミュレーション実験により,提案方式の有効性を確認する.
Journal
-
- 第75回全国大会講演論文集
-
第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 313-314, 2013-03-06
Information Processing Society of Japan (IPSJ)
- Tweet
Keywords
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050011097142534912
-
- NII Article ID
- 110009580714
-
- NII Book ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00111611/
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- conference paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- CiNii Articles