ストリーミングデータを扱うワークフローの外部モジュールの扱いに着目した低遅延実行

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タイトル別名
  • A Low-latency Continuous Workflow Execution Method Focusing on External Module's Running Cost

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抄録

計算機が扱うデータの量は増大しており,かつて主流であったようなデータを蓄積してから処理を適用する方法では,処理がデータの流入速度に追いつかないような用途が出てきている.そのような用途に対して,ストリーミング処理が近年重要さを増してきている.ストリーミング処理系は商用のものを含め利用されているが,本稿ではオペレータとして外部モジュールを使用できるような Continuous Workflow の処理系に着目する.Continuous Workflow によって記述される処理の中には,(1) 流入してくるデータに対する処理は極めて短い時間で完了するべき,(2) 処理に使用される外部モジュールの一部が比較的大きな稼働コストを持つ,といった特徴を併せ持つものがある.本稿では,稼働コストの大きい外部モジュールの性能への影響を考慮した上で,Continuous Workflow の低遅延実行を実現するための枠組みを提案する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127858480256
  • NII論文ID
    110009588145
  • NII書誌ID
    AN10463942
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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