障害のある子どもの放課後活動制度化の運動と放課後等デイサービスの課題

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タイトル別名
  • Campaigning for Institutionalization of After-School Activities for Children with Disabilities and the Challenges of After-School Day Service

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抄録

改正児童福祉法(2012年4月施行)によって,小学校(部)〜高校(高等部)に在籍する障害のある子どもが利用する放課後等デイサービスが始まった.今後は同事業に則った放課後活動が一般的な形態となっていくと予想されるが,制度設計上の検討が不十分である.本稿では,第一に2000年前後からの放課後活動の広がりとそこにおける児童デイサービスの活用などの経過,第二に障害者自立支援法下における放課後活動の危機と要求運動の果たした役割,第三に自治体施策から放課後等デイサービスに移行するにあたっての問題点を述べた.これらを通して,放課後等デイサービスを改善するためには自立支援法がもたらした問題の解決が求められることを指摘した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570009752997368320
  • NII論文ID
    110009595182
  • NII書誌ID
    AN10413004
  • ISSN
    03884155
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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