書誌事項
- タイトル別名
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- Behavioral Assessment Methodology for Cognitive Defusion : Testing the Utility of the Implicit Relational Assessment Procedure (2010)
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抄録
本研究の目的は、脱フュージョンの介入技法の1つであるword repeatingに焦点を当て、脱フュージョンの行動的アセスメントとして、Implicit Relational Assessment Procedure 2010(以下、IRAP)を応用することが可能か検討することであった。実験参加者31名を脱フュージョン群(n=15)と統制群(n=16)に群分けし、介入前後でIRAPを実施した。その結果、脱フュージョン群では、統制群と比較して、介入後に、一致試行および不一致試行の反応潜時が短くなることが明らかとなった。特に、不一致試行においては、介入の有無によって、反応潜時における差が顕著に示される可能性が示唆された。これらの結果から、IRAPの脱フュージョンの効果指標としての応用可能性が考察された。
収録刊行物
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- 行動療法研究
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行動療法研究 38 (3), 237-246, 2012-09-30
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763122514688
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- NII論文ID
- 110009595582
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- NII書誌ID
- AN00084471
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- ISSN
- 24242594
- 09106529
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可