学習者センシングのための筆記行為の検知手法と評価

• 江木 啓訓

  東京農工大学総合情報メディアセンター

• 尾澤 重知

  早稲田大学人間科学学術院

書誌事項

タイトル別名

• A Method of Detecting Writing Action with Pen Acceleration and Its Evaluation for Learner Sensing
• ガクシュウシャ センシング ノ タメ ノ ヒッキ コウイ ノ ケンチ シュホウ ト ヒョウカ

抄録

本研究は,学習状況を可視化する学習者センシングシステムの実現を目的としている.そのために,加速度センサを用いて学習者の筆記行為を検知する手法を検討した.学習者の意欲や興味の多様化により,教員が多数の学習者の状況を客観的に把握することが難しくなっている.そこで,行動識別の技術を用いることにより,書くに至っていない時点での学習者の状態を判定する.加速度センサを組み込んだ筆記具を作製するとともに,判定対象となる筆記行為中の4種類の状態を設定した.筆記行為の検知と状態の判定を行った結果,これらの状態を区別して学習状況の推定に役立てられることが示唆された.

収録刊行物

• 日本教育工学会論文誌

  日本教育工学会論文誌 36 (Suppl.), 181-184, 2012

  日本教育工学会

キーワード

• 学習者センシング
• 筆記行為
• 教具開発
• 行動識別
• 学習支援

詳細情報

• CRID: 1390282680204873472
• NII論文ID: 110009596248
• NII書誌ID: AA11964147
• DOI: 10.15077/jjet.kj00008609807
• ISSN: 21896453
• ISSN: 13498290
• NDL書誌ID: 024376540
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024376540
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可