大学の授業場面におけるマインドワンダリングに関する探索的検討

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タイトル別名
  • An Exploratory Investigation on Mind Wandering in University Classroom Settings
  • ダイガク ノ ジュギョウ バメン ニ オケル マインドワンダリング ニ カンスル タンサクテキ ケントウ

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抄録

本研究の目的は,授業場面において大学生が経験するマインドワンダリングの基本的特性を明らかにすることであった.88名の大学生に対し,これまでの大学生活において経験したマインドワンダリングについて想起し,その諸特性について記述するよう求めた.具体的には,これまで授業中にマインドワンダリングを経験したことがあるか否か,マインドワンダリングによって授業内容の理解にどのような影響が及ぼされるか等について記述を求めた.その結果,多くの大学生がマインドワンダリングを経験していることや,マインドワンダリングはネガティブな機能だけでなくポジティブな機能をも有すると認識されていることが明らかとなった.

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