相対網膜像差の変化のある視対象の奥行き方向の運動知覚における視覚刺激要因の影響(立体映像における人間工学的研究,及び立体映像技術一般)

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タイトル別名
  • Interactions between a Stationary Stimulus and a Disparity-modulated Stimulus on Motion-in-depth
  • 相対網膜像差の変化のある視対象の奥行き方向の運動知覚における視覚刺激要因の影響
  • ソウタイ モウマクゾウサ ノ ヘンカ ノ アル シ タイショウ ノ オクユキ ホウコウ ノ ウンドウ チカク ニ オケル シカク シゲキ ヨウイン ノ エイキョウ

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抄録

静止した視標に奥行き方向に運動する視標が重ね合って提示されるとき,人は実際には視差変化する視標を静止しているように知覚する一方,実際には静止している視標が奥行き方向に往復運動していると知覚する.本実験では奥行き運動知覚に影響を及ぼす視覚刺激要因,主に提示される2つの視標の大きさが異なる条件(大きい刺激:65 deg,小さい刺激:3 deg)について検討する.観察者は正常な視力を持つ成人9名とし,リニアポテンショメータによって注視する視標の奥行き往復運動の知覚移動幅を計測する.その結果,相対的に大きい視標を注視する場合に比べて小さい視標を注視する場合に奥行き往復運動の知覚移動幅がより大きかった.

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