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- 野口 邦夫
- 社労士のぐちくにを事務所
書誌事項
- タイトル別名
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- Consideration on Japanese Employment contracts of Employed Telework in the Global Era(<Special Issue>Globalization and Telework)
- グローバル時代における日本の雇用型テレワークの労働契約についての一考察
- グローバル ジダイ ニ オケル ニホン ノ コヨウガタ テレワーク ノ ロウドウ ケイヤク ニ ツイテ ノ イチ コウサツ
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抄録
現在およびこれからの日本の雇用型テレワークの労働契約のあり方・考え方を雇用契約の起源の史的考察をもとに考える。グローバリゼーションの進展のなか、日本的雇用慣行は国内外とも通用しなくなる。雇用による仕事の仕方は、日本国内にとどまらず世界規模で考えないといけない。日本の労働法の労働契約は、形式的にはジョブをもとにした契約である。しかし実際の運用は、属する組織とのメンバーシップ契約(身分契約)的となっている。メンバーは長期雇用慣行、年功賃金制度待遇であることから、簡単には解雇されない(解雇権濫用の法理などの判例法理)。ただし、これは正社員のみであり、非正規社員ではジョブ契約の色彩をおびる。日本では非正規雇用の形態で働く人が3割を超えており、従来の正社員基準のメンバーシップ型雇用契約では対応できない。一方日本において、テレワークが普及しない理由としては、労務管理ができないといわれることが多い。これは日本の労働契約はメンバーシップ(その組織に属するメンバーである人事)の管理であり、仕事そのもののジョブの管理ではないからである。以上から、グローバル時代における日本の雇用型テレワークの労働契約は、メンバーシップ型雇用契約からジョブ型雇用契約にワークシフトすべきと提言する。
収録刊行物
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- 日本テレワーク学会誌
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日本テレワーク学会誌 11 (1), 51-55, 2013-04-01
日本テレワーク学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763014433792
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- NII論文ID
- 110009603655
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- NII書誌ID
- AA12343236
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- ISSN
- 24331945
- 13473115
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- NDL書誌ID
- 024947794
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可