アルツハイマー型認知症の進行を予測するバウムテストにおける指標の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Examination of the Character of Baum Test Drawn by Alzheimer's Disease Patients with Cognitive Progression
  • アルツハイマーカタ ニンチショウ ノ シンコウ オ ヨソク スル バウムテスト ニ オケル シヒョウ ノ ケントウ

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抄録

バウムテスト上でアルツハイマー型認知症の進行を予測できる指標をみつけるために,初診時に軽度のアルツハイマー型認知症と診断され,1年後進行せずとどまっていた「維持群」と中等度域にまで進行した「低下群」を比較検討した.その結果,進行を予測する指標として,描出される木のサイズの小ささが有用である可能性がうかがえた.用紙の半分以上のサイズで描出することができる患者は,進行が遅めということもいえるようである.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 53 (5), 404-407, 2013

    一般社団法人 日本心身医学会

参考文献 (8)*注記

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