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- 堂地 勉
- 鹿児島大学医学部産婦人科学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- The Effect of Obesity on Ovarian Function
- 肥満の性機能に及ぼす影響
- ヒマン ノ セイ キノウ ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
性機能(卵巣機能)の維持には適切な体重の維持が必要である.やせても太っても月経異常に陥るが,元の体重に戻せば月経は回復することが多い.肥満による性機能障害(無月経などの月経異常)の機序には,(1)ストレスや食行動の異常が,一方では肥満を惹起し一方では性中枢を障害するという中枢説,(2)末梢説,(3)内臓肥満による内分泌障害説,がある.これらは単独で月経異常を惹起するのではなく,相互に関連して月経異常を惹起する.肥満による月経異常の重症度は極端なやせによる月経異常に比較して,一般的には軽症である.日常臨床上,超肥満の妊婦を時々経験することもそのことを裏づけている.しかし,ストレスと関連した肥満で,食行動の異常やbulimia nervosaがあれば重症の視床下部性無月経になることもある.肥満による性機能障害の治療の第一は,ウエイトコントロールである.それにはカウンセリングを含む心身医学的アプローチが重要である.また子宮内膜癌発生を予防する目的で,ホルモン剤で規則的に性器出血を起こすことも重要である.排卵誘発は必要がなければ急がない.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 53 (7), 640-645, 2013
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679869867392
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- NII論文ID
- 110009615296
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 024644176
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可