『役に立つ地理学』富樫書評に応えて(フォーラム) In Response to the Review of 'Toward a Practical Geography'(Forums)

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抄録

本稿は,富樫幸一氏による『役に立つ地理学』の書評(本誌58巻3号掲載)への返答文である.地理学者の有する地域課題解決のための知見やノウハウは,学部学科改組に伴って学際的な研究領域に身を置くことになった研究者たちによって,個別に蓄積された経験知の色合いが濃い.こうした経験知や深い見識を体系化しようとする動きが乏しいところに,現在の地理学が抱えるひとつの弱点があるように思われる.より豊かな経験知と深い見識をもつ中堅やベテランの地理学者から,地理学のレゾンデートルや貢献可能性について多方面から論じ,地理学の外に向けて情報発信する機運が高まったとき,地理学は他分野からも『役に立つ地理学』として認知されるようになるだろう.

収録刊行物

  • 経済地理学年報

    経済地理学年報 59(2), 250-252, 2013

    経済地理学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009624700
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00071152
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    0004-5683
  • NDL 記事登録ID
    024800524
  • NDL 請求記号
    Z3-228
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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