国際バカロレアを修了した学生の特徴 : 大学の「G30」英語による学部コースの実践から見た視点(ヘッドライン:第20回化学教育フォーラム「国際バカロレアと理科教育」)

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タイトル別名
  • 国際バカロレアを修了した学生の特徴 : 大学の「G30」英語による学部コースの実践から見た視点
  • コクサイ バカロレア オ シュウリョウ シタ ガクセイ ノ トクチョウ : ダイガク ノ 「 G30 」 エイゴ ニ ヨル ガクブ コース ノ ジッセン カラ ミタ シテン

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抄録

文部科学省が日本における200校もの高校に国際バカロレア資格(IB)または国際バカロレアの一部を導入することを発表して以来,国際バカロレアのカリキュラムの提供することに,グローバル人材を育成のため日本の高校や高校生だけでなく,日本社会に何ができるのか非常に注目され続けている。しかしながら文部科学省の発表以前から,本校,大阪大学では英語で提供されるグローバル30(大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業)のプログラムである化学・生物学複合メジャーコースと人間科学コースに国際バカロレアディプロマIBDP資格を持った受験生をリクルートしようとすでに取り組んでいた。本校では国際バカロレアのカリキュラムを経験した高校生の選抜,受け入れ,教育実践し始めてからもう4年の月日が経っている。本論文では,国際バカロレアのカリキュラムの構成や内容をつかさどる要因に視点を当てるため,国際バカロレアの歴史背景をまず手短に紹介していきたい。国際バカロレアの歴史背景は本論文の第2章にて紹介しており,国際バカロレアの資格を持つ受験生のリクルートや教育を行っている本校の実践を反映する内容でもある。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 61 (7), 342-345, 2013

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (1)*注記

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